失敗しない防音工事業者の選び方|防音室に役立つ知識10
防音工事業者の選びの前に完全な防音はできない事を知っておく
まず、一般住宅で100%音が漏れない防音は不可能だという事を認識する事です。
換気などの空気循環が無い建物は、在り得ませんので音は漏れます。
ちなみに防音の最先端のNHKのスタジオでも80dB前後の遮音性能で100%ではありませんが、人間の耳では聴こえない程の範囲に抑えられています。
NHKスタジオに限らず専門的な防音室の防音構造は、重量・壁厚も全く違いますので一般住宅で同等の遮音性能を得る事は、非常に難しくなります。
ここで、防音工事のポイント!
木造一般住宅では、30~45dB程度の防音工事が限界でしょうと最初からお伝えする業者さんも在る様ですがこれでは、建築基準より少し性能が高いだけでは?
ご希望の防音室の目的を、丁寧にヒアリングして理解した上で防音設計を、提案してくれる施工業者さんを選びましょう。
施工物件が多い、遮音性能の過大数値、楽器メーカーや有名な建設業者や工務店だけでは良い防音が出来るかの判断は出来ません。
防音工事 施工業者選びの最終的な判断
依頼者も全て業者さんにお任せにしないで、ご希望や提案に対する疑問等も含め詳細に打合せをする事が、成功につながります。
防音や防音室・防音工事施工業者選びのポイント
防音工事をしてくれる業者は数多くいて、ホームページなどで記載されている性能は同じなのに、各業者によって金額に差がありますよね。
何故かというと、防音室の工法は業者ごと独自の工法となり、それによって使う材料も異なるから。
材料の違いや工事請負形態、管理方法、工程にも目を配った上で、防音工事業者を選びましょう。
また、防音性能の表記も業者によって基準が異なり、同じ性能表記でも実際にお客様が求める性能に及ばなかったというご相談もございます。
日本工業規格JISという、国が定めた規格を基にした性能表記なのか?
国際標準化機構が定めるISO規格なのか?
それとも業者独自の基準なのか?
防音工事業者を選ぶ際には、見積もり金額のみに左右されないように注意しましょう。
一人ひとりの実現したい内容を丁寧に分析・ヒヤリングした上で、遮音性能に優れた快適な防音室を設計施工してくれる防音工事業者を選んでくださいね。
D.S.Pコーポレーション株式会社は、
ご希望の防音室の目的を丁寧にヒアリングして理解した上で、将来的なビジョンも見据えた、お客様のご希望の防音設計をご提案させていただきます。