
お部屋の広さ | 5帖(内寸面積) |
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遮音性能 | 室内:D-60~65(開口部除く)/室外D-65~70(開口部除く)にて設計 |
建物 | 一戸建て |
完成したスタジオをご覧になって、率直な感想はいかがでしたか?

実際に完成した防音室を目の前にすると、「これが本当に実現できたんだ…!」と感動しかありませんでした。
スタジオのようにとても格好良く仕上がっていて、感激しました。
もともと10帖ほどの広い部屋だったので、少し狭くなったという印象はありました。
ただ、施工の過程も見ていましたし、壁の厚さや素材、石膏ボードの枚数なども含めて「納得の仕上がりだな」と思いました。
「生ドラム対応」であれば、これくらいの重厚さは当然だと思っていましたし、他のスタジオと比べても音漏れが全然ないので、満足度は非常に高いです。
防音室を計画されたきっかけを教えてください。
以前から「自分のドラムセットを持ちたい」「スタジオのような空間が欲しい」という思いがありました。
妻も楽器を弾くので、「防音室は、あったらあったでいいよ」と言ってくれていて、家を建てるうえでの一つの目標、いわば“憧れ”として防音室の計画を立てました。

防音室の用途と、使用している楽器を教えてください。
基本的にはドラムとベースです。
ギターも置いていて、たまに触ることもあります。
防音室の仕上がりについて、ご満足いただけていますか?

奥様:
本当に満足しています。
夜でも気にせず、気が向いた時にドラムを叩けています。
まだ使い始めて間もないこともあるかもしれませんが、今のところ苦情も全くありません。
外に出ても音漏れはほとんど感じず、恐らく近所の方は「ここに防音室がある」と気づいていないと思います(笑)。
夜でも安心して演奏できていて、本当にありがたいです。
だいたい何時ごろまで演奏されていますか?
結構遅くまで演奏しています。
日によっては、0時頃まで叩いていることもあります(笑)。
もちろん近隣への配慮はしていますが、どうしても平日は夜にしか演奏できないことが多くて…。
だからこそ、防音室があって本当に助かっています。
※下記の動画↓にてH様邸ドラム室の防音性能を検証しています。
ご依頼にあたって、不安だったことはございますか?
やはり最初は少し不安でした。
防音工事は、どこの会社に依頼するかが本当に悩むポイントだと思います。
D.S.Pさんでは、他のお宅の防音室を見学できることも知っていたのですが、東京まで足を運ぶのは時間や費用の面で難しく、実物を見られなかったのは少し不安要素でした。
また、防音工事の業者を調べていく中で、あまり聞いたことのない小さな会社が多かったのも、正直少し気になっていた点です。
最終的にD.S.Pに任せていただいた理由は何ですか?

最初は、よく名前を聞く有名な建材メーカーさんを検討しました。
ショールームにも足を運んで、防音施工された部屋にスネアドラムを持ち込んで、音の漏れ具合を確認したりしました。
ただ、「普通の防音」ではどうしても不安が残ってしまって…。
「ドラム対応OK」と打ち出している防音室もあったので話を聞いてみたのですが、「生ドラム」となると、やはり心もとない印象がありました。
技術的には新しいことをしているようでしたが、担当の方とのやり取りの中で自信が感じられず、「対応はできるけど経験は少ない」という印象で、正直不安が拭えませんでした。
他の会社にも問い合わせましたが、返信が遅かったり、内容が事務的だったりして、正直あまり印象が良くなかったですね。
その後、防音工事を専門にしている会社を探し始めた中で、D.S.Pさんを見つけました。
まず、レスポンスが非常に早かったのが印象的
でした。
メールで少し質問すると、10倍くらいの情報量で丁寧に返してくれて、こちらが聞いていないことまで「こういう構造になります」「こういう事例があります」と、具体的に説明してくださったのがとても良かったです。
どのようなご要望でご依頼いただきましたか?
「生ドラムを思い切り叩ける環境がほしい」というのが、一番大きな目的でした。
ドラムができれば、ベースはアンプで音量を調整できますし、やはり防音の観点ではドラムを優先して考えていました。
防音室でこだわった点はありましたか?
実は、けっこうお任せしちゃったんですけど(笑)、ひとつだけ意識したのは「スタジオっぽい雰囲気」にしたいという点です。
例えば壁の色を黒っぽくしたり、照明もシーリングライトをやめて、あえて少し暗めの照明にするなど、雰囲気を重視しました。「こういう空間にしたい」というイメージがあったので、そこは伝えて、しっかり反映してもらいました。
360度パノラマ写真
画面をドラッグ(スマホではスワイプ)すると、室内を360度ご覧いただけます。
音響面の仕上がりはいかがですか?
とても満足しています。
響きすぎず、ドライめな調整で、音がしっかり聞こえるように仕上げていただけました。
ドラムを叩いても変な反響は一切なく、タイトな音響でとても叩きやすいです。
また、音楽鑑賞用に設置したスピーカーでも、お気に入りのアーティストの楽曲をしっかりボリュームを上げて聴いても、とても聴きやすい音響環境に仕上がっています。
工事中のスタッフの対応はいかがでしたか?
奥様:
本当に丁寧でした。
施工管理のスタッフさんとのやりとりも安心感があって、「今日はここまで進みました」と進捗を細かく報告してくださったのがありがたかったです。
ハウスメーカーさんのもとに直接来て打ち合わせをしてくださったのも良かったです。
やはり共同作業となると、お互いの責任範囲など、話し合うべきことが増えると思うのですが、現場に足を運び、丁寧に調整してくださって、本当に心強かったです。

スタッフの皆さんの対応には全く不満がなく、「お願いして本当に良かった」と、施工が進むほどにその気持ちが強くなりました。
施工中もとくに問題はなかったですし、職人さんの対応も非常に良かったです。

ありがとうございます!
防音室がある暮らしはいかがですか?
生活スタイル自体は大きくは変わりませんが、音楽との距離感がぐっと近くなったと感じています。
平日仕事をしていると、たとえ新しい音楽に刺激を受けても、ドラムを持ってスタジオへ行くのはなかなか難しいんです。
でも、自宅に防音室があることで、「叩きたい」と思った瞬間にすぐにドラムに触れられる。
この“思い立った時にすぐ叩ける”という環境は、本当に嬉しいですし、大きな変化でした。
年齢を重ねるにつれて、趣味から離れていきがちですが、ドラムは特にパッションがないと続けにくい楽器だと思います。
だからこそ、身近にドラムを叩ける環境があることで、「これからもドラムを続けていこう」という気持ちが持てました。

施工前はお二人はどちらで練習されていたんですか?
主にスタジオを借りて練習していました。
車に機材を積んで運んでいたのですが、スタジオの予約が必要だったり、空いていなかったりで、スケジュールの調整が難しいんですよね。
個人練習でもそれなりに料金がかかりますし、時間とお金の負担は大きかったです。
今では、自分の好きなタイミングで演奏できるようになり、スタジオ予約の煩わしさがなくなったのは本当に大きいと感じています。
お引き渡し後のエピソードがあれば教えてください。

ハウスメーカーの方が定期点検で来られた際に、「ちょっと見せてください」ととても興味を持ってくださって、実際に中に入って写真を撮って、「すごいですね!」と驚かれていました。
「うちでこんな部屋ができたのは初めてです」と言われたのが印象的でした。
友人や両親が訪ねてきたときにも、「すごい部屋作ったね!」と驚かれました。
普通の住宅の中に、こんな本格的な扉とスタジオのような空間があることが、より一層インパクトがあったようです。
特に楽器をやっている友人たちからは「うらやましい!」と言われます。
「紹介するよ!」と伝えておきました(笑)。
やはり、楽器をやる人にとって“自分のスタジオを持つ”というのは憧れのひとつなので、サークル仲間からも「ついにやったか…!」と、半分羨望のまなざしで見られています。
防音室の使い心地はいかがですか?「こうだったら…」という点はありますか?
今のところ、不満は一切ありません。
とても心地よく使えていて、演奏しないときでも自然と足が向いてしまうような空間になっています。
音楽のための空間ではありますが、ただぼーっと過ごすにも落ち着けるんです。
家の中にあるのに、どこか別の空間のような雰囲気があって、「家じゃないけど家でもある」――そんな絶妙なバランスの空間ですね。
奥様:
リラックスできる場所になっています。
本当に満足していただけたようで、私たちも嬉しいです!

はい、100点満点の空間を作っていただいたと感じています。
もちろん予算には限りがありましたが、その中で本当に120%のクオリティを実現していただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
防音業者を探す際は、インターネット中心に調べられたんですか?
そうですね、基本的にはインターネットで調べました。
ハウスメーカーにも相談したのですが、生ドラムに対応した事例はほとんどなくて…。
ピアノの防音ならあるのですが、ドラムとなるとやはり全く別物なんですよね。
「これはもう、自分たちで調べるしかないな」と思って、ネットで情報を探し始めました。
最初に問い合わせたのは2社くらいだったと思います。
ただ、どこも関東圏の業者さんが多くて、「宮城でも施工してくれるのかな?」という不安はありました。
その点、D.S.Pさんは「宮城県でも施工可能です」とすぐに回答いただけたので、そこも大きな安心材料になりました。
これから防音室を考えられている方に、アドバイスはありますか?

今は情報が溢れていて、逆に難しい部分もありますよね。
その中でも、担当者のレスポンスの早さはすごく大事だと思います。
実績があることはもちろん、質問に対して明確な回答をしてくれるかどうか、そして、想定していた答えに“プラスα”の情報を加えてくれるか。
そういう部分で「信頼できるかどうか」が、業者選びのポイントだと思います。
最初に相談した他社では、少し不安げな返答だったり、曖昧なやり取りがあったので、「ちょっと違和感があるな…」という感覚を見逃さないことも大事だと思います。
また、家を建てるタイミングで防音室を検討する場合は、ハウスメーカーとの調整も重要です。
施工会社とハウスメーカーの間でしっかり連携が取れるかどうか――そこも含めて、安心して任せられるかが大事なポイントになると思います。
今後の防音室の活用方法の展望があれば教えてください。
バンド活動は一段落したので、これからは趣味として、自分のペースで楽しんでいこうと思っています。
学生時代は「叩いてみた」系の動画を投稿したりしてたんですけど、社会人になってからは、そういうものがすっかり減っちゃって。
これからはまた、X(旧Twitter)などで、趣味としてドラム演奏の動画をアップできたらなと思っています。
これでインタビューは以上になります。
長時間お付き合いいただき、ありがとうございました!
こちらこそ、本当にありがとうございました。
お伝えしたかったことは、すべてお話できたと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
photo by FUJIMAKI TSUYOSHI
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