スタジオ広さ | 23.9畳(内法面積) |
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遮音性能 | スタジオ屋内・外側 D-45程度(開口部除く) |
ご自宅(戸建)に防音スタジオ施工を計画されたきっかけ
バンドの生演奏をバックに、スウィングダンスができる空間を自宅に造りたかったのです。
東京スウィング・ダンス・ソサエティという「リンディホップ」にフォーカスした日本初のソサエティを1998年に設立以来、ダンスレッスンやライブ、イベント等を定期的に開催しています。
これまで色々な場所をレンタルしてオーガナイズしてきました。
公共の施設や設備を使うと、遮音の面で優れているところばかりではなく、大抵音量に対する制約があります。
そういった制約を気にしなくても良い防音スタジオ『Studio Necola』を、自宅の新築を機に1F部分に造りたいと思いました。
ただし場所が住宅街なため、バンド演奏の音やダンスの振動が外部に漏れないことが最重要課題でした。
業者探しの方法と見積り業者数
住居本体の設計士とも相談し、ドラムスやトランペットなど大音量の楽器で編成されたバンド演奏までの遮音を考えた場合、防音の専門家に依頼するのがベストではないかということになりました。
インターネットで防音業者を探し、最終的には2社に問合せをさせていただきました。
防音業者選定のポイント
価格面がリーズナブルかどうか、というのはもちろんありますが、何よりもきちんと仕事ができなければ意味が無いですよね。
結果はやってみなければ分からないですが、そこに至るまでの説明がしっかり為されているかどうかがポイントでした。
D.S.Pの担当者とお話をさせていただいて、何よりも防音に対する強い想いが伝わってきました。
防音に関する知識をもともと持っていた訳ではないので、打合せを重ねながら理解を深めていくことができました。
HP掲載の施工例も実際に拝見したうえで、D.S.Pさんなら安心してお任せできると思いました。
防音プランニングについて
プランニングは遮音グレードに応じて3パターンほどご提示いただきました。
仕上がりで懸念していたのは、防音に注力しすぎてスタジオが無粋になってしまうことでした。
意匠性を維持しつつ、目的の防音性能を最低限確保できるプランで最終的に落ち着きました。
住居本体工事との同時進行だったため、スタジオ部分の防音工事と施工管理のみをD.S.Pさん側でおこなっていただく方法を取りました。
竣工したスタジオの感想
ファーストプライオリティだった住宅外への防音は想定以上に性能が出ましたね。
深夜に音を出せば当然気になると思いますが、基本的にそのように使うつもりはないので、仕上がりにとても満足しています。
スタジオ竣工後のご利用状況
これまで外部で開催していたイベント全てをこの場所に移行したわけではありませんが、主に土曜日や祝祭日にリンディホップのワークショップを開催しています。
また、下記写真のような生バンドを入れた小さなダンスイベントも定期的にやっています。
小さなライブとはいえ、パワーは凄いです。
普通のライブハウスではあれほど出来ないと思いますよ。
素敵なダンスイベントにご招待いただきありがとうございました。
リンディホップの新たな拠点して、Studio Necolaが益々ご発展されることを祈念いたします