お部屋の広さ | 5.6畳(内法面積) |
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遮音性能 | 室内 D-50 / 室外 D-55程度 にて設計(開口部除く) |
今回は、ピアノ教室をされているU様です。
グランドピアノとアップライトピアノの、計2台を所有されています。
実際にいくつか防音業者も回ったご感想や、D.S.P施工の防音室にご見学に行かれた時のことなどをお話ししていただきました。
音の測定動画もありますのでぜひご覧ください!
演奏される楽器とお部屋の用途を教えてください。
YAMAHAのグランドピアノ『C3』とKAWAIのアップライトピアノをそれぞれ1台ずつ所有しています。
自分の練習と、ピアノ教室用の防音室です。
以前はYAMAHAでピアノ講師を13年ほどやっていました。
完成したピアノ防音室の感想をお聞かせください。
外で雨が降っていても分からないほどの性能ですし、中に居ると昼間なのか夜なのかも分からないほど。
外観も見積もりの時にいただいたイメージCGのとおり。
天井も高くて、とても開放感のある防音室になりました。
遊びに来る友達にはみんな見せています。
本当に自慢の防音室なので、とにかく友達みんなに知らせたくて最近フェイスブックまで始めてしまいました。
ピアノの調律師さんも、最初はサッシタイプの防音室に半信半疑だったのですが、
「ここは本当に外の音が聞こえなくてスゴイですね!こんな防音室は見たことありません」
「これだけ静かな環境で調律できるのは本当に久しぶりでラッキーです」と
調律後に、興奮して仰っていました。
防音室を検討されたきっかけは?
ここはもともと窓が一つも無い部屋で使い道が難しくて、今までは倉庫として使っていました。
グランドピアノを置いていた時期もあったんです。でも同じ階に事務所として貸しているスペースもあるため、音を出せても気を遣いますし、弾きたい気持ちになりませんでした。
上の階にあるアップライトを代わりに弾いたり、グランドとアップライトの設置場所を入れ替えたり、試行錯誤を繰り返している中で、ある日突然『防音室を造ろう!』と思い立った訳です。
すぐにいろいろ調べはじめました。
周りの音楽をやっている友人には防音室を造っている人はいなかったですし、造るとなれば1部屋つぶさなければなりません。
- 周囲に気兼ねなく、思いっきり練習がしたい
- ピアノを外で習っている子供たちが大きくなったら、いずれ防音室が必要になる
- いま造っておかないと、いつ造れるだろうか?
色々な事を考えながら検討しているうちに、これまで造るのを躊躇していた防音室が段々と現実的に感じられるようになっていきました。
ご検討の際、防音工事の見積りは何社に依頼されましたか?
業者探しはインターネットでしました。
ある程度の予算を考えていたものの、防音室の相場が分からなかったので、ネット上で簡易見積もりをやったりしました。
実際に現地調査まで来ていただいたのは3社です。
業者選びのポイントは?
また最終的に当社を選んでいただけた理由(決め手)は何ですか?
最初に見積もりをご提出いただいたのがD.S.Pさんでした。
正直に申し上げると、予算を大幅に上回る金額だったので、候補からは外そうと思っていました。
あとから考えると、D.S.Pさんは想定できるフル装備での概算を出してくださっただけなんですけどね。
ただ、その気持ちを覆すほどの材料が“防音室見学(越谷市K様邸ピアノレッスン室)”だったんです。
他の業者からの見積もりが出揃った段階で、各社が施工されたお客さんの所へそれぞれ見学に伺いました。
そこではじめて、遮音性能の明らかな差を実感しました。
D.S.Pさん以外の業者に関しては、予算内ではあるけれど自分が期待していた性能に及ばなかったり、スタッフさんの対応に不安を感じていた部分があったんです。
D.S.Pさんの防音室見学は一言で、本当にビックリしました。
順番的に1社目の見学後だったので、聞こえるのは仕方がないにしても『あとどれくらい聞こえないかな~』的な気持ちで臨んだんですが、
『え!?なに?この差はなんなの??金額?構造?』
『音が全く気にならない・・・』
他社との性能差が歴然とし過ぎていて言葉が出ませんでした。
それぐらいの衝撃だったんです。
あんなに住宅が密集している中で、外にも聞こえないという事にとにかくびっくりしました。
見学先のKさんにグランドピアノとエレクトーンを試奏していただきました。
『この音量はあり得ないでしょ!ダメダメ!怒られちゃう!!』
私が焦ってしまうくらいの音量でKさんが演奏するのです。
「あ、全然平気ですよ~」
ご本人は至って平然とされていらっしゃいました。
『あの音量が、外ではこんなに気にならないなんて・・・』
『あれだけの音量でピアノがいつでも弾けたら』
『これは楽しくてしょうがないだろうなぁ~』
防音工事をする事で、これだけ音楽が楽しめるようになるんだと思うと、何だかとてもワクワクしてきました。
D.S.Pさんの見積もりは、あとから細かく調整をしてくださいました。
私たち使う側の立場で親身になって考えていただき、打合せに何度足を運んでいただいたか分からないくらいです。
最終的には私たちにとっても満足できる見積もりになりました。
サッシタイプの防音室はご存知でしたか?
私の知っている防音室のサッシは、”頼りないな”という先入観しかなくて、しかも”聞こえる”という感じでした。
以前に住んでいた賃貸住宅で簡易防音室を設置したときがサッシタイプだったので、存在自体は知っていたんです。
ただ、私の中での”防音”はヤマハのレッスン室で、いわゆるドアタイプのモノでした。
むしろサッシの防音室を忘れていたぐらいなので。
今回それでもサッシタイプを選んだのは、やはり【防音室の見学】が最大の決め手です。
あれを見てしまったら、もう説明はいらないですよ。
さすが、長年研究されて辿り着いたオリジナルサッシですね。
防音室のプランニングで特にこだわった点は?
白いフローリングがあこがれだったので、まずそこは外せない点でしたね。
あと壁紙は色の濃いモノを使いたかったので特注の色を、天井はキューブ状の吸音板を選びました。
ご契約までのお打合せの段階で、当社スタッフの対応や説明はいかがでしたか?
まず、レスポンスの早さに驚きました。
ホームページで問い合わせをしたらすぐにお返事があって、現地調査にもすぐにいらしてくださいました。
他の業者は、問い合わせから1週間くらい経ってからのお返事だったりしましたから。
防音室の説明も本当に分かりやすかったです。
防音について何も分からなかった私に、タブレット端末を使って画像を見ながら丁寧に説明してくれました。
防音室という、想像もできないようなモノのイメージが、より鮮明になっていったのを覚えています。
「何かあればいつでも相談してください」
と仰ってくださっていたので、いつでも相談できるという安心感もありました。
押しつけるような営業も一切ありませんでしたので、『本当に自分たちの防音室に自信があるんだな』という風に思いました。
あの防音室を見学したら納得ですよね。
工事着工から竣工までの間、現場監督や職人の対応で気になる点はございましたか?
朝からきっちり時間通りに作業されていましたし、毎日すべてが緻密に計算されて工事が進んでいるんだなぁと感じました。
現場監督さんには、防音室とは関係のない照明の相談にも乗っていただいたりして、、、
工事が終わった後はなんだか寂しい気持ちになってしまいました。
実際に工事が始まって、不安はありませんでしたか?
全くないですね。
事前に作業内容も聞いていましたし、当日もその通りに作業して下さっていました。
防音工事をしているときも家に居たため、自分で写真を撮ったりしながら防音室が出来上がっていく様子を毎日見ていました。
竣工から2ヶ月ほど経ちましたが、実際にお部屋を使ってみていかがですか?
ピアノの調律が終わったのが、このインタビューから1カ月前くらいでした。
もうホントに気持ち良くって、音に酔いしれながらピアノを弾かせてもらっています。
自分の出すピアノ音が外に対して気にならないという事が、どれだけストレスを緩和させてくれるのかを身を持って体感しました。
使い勝手の部分でも申し分ありません。
最初から電話回線も使えるようにしていただいていたので、防音室に居ても他の階にいる家族と連絡が取れたり、もちろん外からの電話も取れるので便利です。
インターホンも設置したので、練習中にお客様が来られてもすぐに分かります。
あと嬉しかったのが、プランニングの際にスタッフさんがご提案してくださった物置。
今まで倉庫に収納していた荷物を置けるようにと、防音室の外に収納スペースが出来ました。
「通路が何センチないと通りにくい」とか「曲がれないから物が入らないのでは?」等々細かく測ってアドバイスしてくださって・・・。
まさに、“防音室を含めた1部屋まるごとプロデュース”って感じです!
防音室外に収納スペースを確保
2人の子供が学校に行っている午前中・昼間と、夜は21:00~22:30くらいまで弾いています。
以前との比較で言うと、軽く倍以上はピアノに触っている時間が増えましたね。
2~3日に一度のペースだったのが毎日に変わりましたから。
もう練習したくて仕方がないんですよ!
今が人生の中で一番練習している時だと思います。
夜遅い時間に音を出せるなんてホントあり得ないというか。その時間になるとやる気になるんです(笑)
夜間枠でのピアノレッスンとかも受け入れられる環境になったので、夢が膨らみますね。
”ピアノを習いたい”という友人のお子さんがいるので、まずはあまり宣伝はせずに、マイペースで教えられるピアノ教室をやっていこうと思います。
いざ防音室が完成してみると、逆に『ここで教えないと損かな』なんて(笑)
純粋に”人を呼びたい”と思える部屋です。
生活スタイルに変化はありましたか。また、ご家族の反応はどうでしたか?
『なんでもっと早く造らなかったんだろう』
今は本当にこの一言に尽きますね。思い切って良かったなと。
今まで練習時間のやりくりで溜まっていたストレスの時間が、リラックスの時間に置き換わった訳ですから。
音の問題で悩んでいたこれまでの10年は何だったんだろうと思うと、逆に悔しくなっちゃって(笑)
家族の反応ですが、2Fのリビングに居ても1Fのピアノ音は全く聞こえないようです。屋外でも全然聞こえないらしいですよ。
最近は主人も夜の時間に「練習しないの?」って言ってきたりします(笑)
子供たちもピアノが大好きでレッスンに通っているので、この環境を残していければ楽器を続けていける可能性も長くなりますよね。親として、子供たちに何かしら音楽は続けてもらいたいという想いがありますし。
ここまでしっかりした防音室を造れたからこそ思える事ですが、最近感じているのは、ピアノをやるだけじゃなく、オーディオも置いて好きな音楽を聴いたり、レンタルスペースとして貸したり、使える幅が広がったなという気がします。
全部いっぺんにやってしまうともったいないので、少しずつこの部屋を楽しんでいきたいです。
これから防音室を考えられている方にアドバイスがあればお願いします。
迷っているんだったら、絶対に造ったほうが良い。
これはゼッタイです!
もちろん検討の時間は大事ですけれど、逆に迷っている時間がもったいないというのが経験者からの一言ですね。
防音室を造ることによって練習の仕方も変わってくるし、気持ち良く音を出せるっていうのが良く分かりました。
色々考えて、最終的には『なんでもっと早くやらなかったんだ』って。
“時間に縛られずに音を出せる”
これは何物にも代え難いメリットだと思います。D.S.Pさんなら、そういう環境を実現してくれます。
ぜひ一度、我が家の防音室へ見学に来てください!!
U様、本日はありがとうございました。
音楽に寄り添った暮らしを、ご家族みなさんで存分に楽しんでくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。