ピアノ防音室

東京都新宿区Y様邸 ピアノ防音室

ピアノ防音室

東京都新宿区Y様邸 ピアノ防音室

お部屋の広さ5.0帖
遮音性能室内D-50~/外部D-65

完成した防音室をご覧になって、率直な感想をお聞かせ下さい。

「すごい!イメージ通りだ!」って思いました。嬉しかったですね!
内装など細かい面で色々とリクエストをさせて頂いたのですが、全部イメージ通りに仕上げてくださったなと思います。

壁が厚くなった分、お部屋が小さくなってしまうことは想定していたんですが、それでも良い意味でイメージ通りで、想像していたよりも広い空間に仕上げて頂けました
サッシタイプの引き戸にして頂いた効果もあるんじゃないかな、と思います。

防音室の用途とご使用楽器を教えてください。

使用楽器はピアノです。
最近は少しお休みしてしまっているんですけど、チェロも弾きますのでここで練習できますね。
今は主にピアノ用のお部屋です。

ピアノの練習以外にも、電話をする際にも何度か使用しています。

防音室の仕上がり状況にご満足いただけていますか?

十分以上に満足しています!

 

D.S.Pコーポレーションのyoutubeチャンネルでは、弊社で施工されたお客様へのインタビューの様子や、お部屋の遮音性能などもご紹介しております。是非ご覧ください!

防音室を造るきっかけを教えてください。

以前住んでいた家は賃貸マンションで、アップライトピアノを1Kの普通のお部屋に置いていたんですね。

一応ピアノOKという物件でしたので、クレームが来たりするようなことは無かったんですけど、やっぱり少し周りに迷惑をかけていないかが気になっていました。

勿論、弾いて良い時間帯は厳守して普段は真ん中のペダルで弱音にすることがデフォルトみたいな感じで練習しながら、5~6年くらいそこに住んでいたんです。
そうこうしているうちに、コロナが流行り始めてバタバタしていました。

一応20時までが弾いても大丈夫な時間で、在宅勤務だったのもあり、18時19時くらいから仕事が終わってすぐに練習を始められるようになって、これは良いなと思っていたのですが、コロナでの在宅期間が当初の想像以上に長引いていくにつれて、自分だけでなく周りも在宅している人が多いだろうし、うるさいと感じられることがあるかもしれない・・・と考えるようになりました。

近隣から何か言われたりすることはなかったですが、どうしても弾く時には気を遣ってしまい、練習の時間は1時間と決めて終わらせるようにしていました。

元々いつかは防音室のある家に住みたいと思っていたんですが、なかなかタイミングって難しいじゃないですか。
コロナの流行によって生活スタイルが変化したことは、いい意味できっかけにはなりました。

時間が出来た中で、音楽はこれから先もずっとやっていくものだと確信を得たんです。
いつかと思っていても、なかなかその時は来ないから、時間がある今のタイミングに折角なら引っ越そうと考えました。

大前提として防音工事が出来る家を買わないといけないということで、お世話になった不動産会社さんに「防音室を造れる家を」とお願いして、探して頂きました。

不動産会社さんの方から、万が一購入した後に業者さんにここだと防音施工できないって言われてしまうと困るから、内見の時点で検討している防音施工会社さんがあるんだったら、お声掛けして一緒に行った方が良いと提案を受け、D.S.Pさんに同行して頂きました。

お見積りは何社くらいにされましたか?

インターネットで調べて3~4社を候補にしていましたが、具体的な見積もりまで進んだのはD.S.Pさんだけでしたね。

防音室施工を当社にお任せいただいた理由は?

一番最初にお会いした際に具体的なお話を聞けたからですね。

正直言うと他社さんとD.S.Pさんとで金額や資料など、そこまで具体的な比較はしていないんですが、それ以外の部分でこのまま任せても大丈夫だろうなって安心感が得られて、信頼することができました。

レスポンスの早さだけではなく、質問と答えがちゃんと一致しているということもありますね。
イメージしているような回答が具体的に返ってくるのは勿論、早いタイミングで待たずに回答してもらえました。

あとは見積もりの段階で「これはこういうもので、こうしてお金が掛かるんです」上から順に丁寧に説明してくださいました。

他のお宅の過去の施工事例を見せてもらいながら、「ここはこんな資材で出来ています」と防音工事の中身を説明してもらえ、一つ一つのものにちゃんと理由があるんだって納得感がありました。

知識量も豊富で、見積りもすごい細かく出して頂けたと感じましたね。

イメージCGは参考にされましたか?

事前に何度も見させて頂きましたが、単純にワクワクして楽しかったですね(笑)
CGと出来上がった防音室の誤差は全く感じず、イメージ通りだったと思います。

この部屋に関して言うと、例えばアップライトピアノとの間の導線の部分が設計図の方で何ミリって書いてあり、自分でもメジャーで計ってみて確認して、大丈夫だなと思いました。
CGと実際の設計図でほぼほぼイメージは出来たかな、という感じです。
とても参考になりました。

ご注文時のご要望内容をお聞かせください

まず、グランドピアノとアップライトピアノを将来的に2台置く前提で考えていたので、それが一番外せない条件でした。
すぐではなくとも、近々ということで考えていましたので、それがちゃんと入るような形で出来上がる必要がありました。

レッスンで使われている方とは違って、私個人が趣味で使うものなので、自分が好きなもので部屋を彩りたいなというイメージがありました。
なので、壁紙の部分やライティングなどは納得できるまで自分でも調べましたね。

防音室を造る少し前こちらに引っ越してきたのですが、リフォームの為にこのお部屋の壁紙を色々検討していたんですね。
防音室の為に探していたかというと違うのですが、検討中に偶然良いなと思う壁紙を見つけました。
ただ、デザイン的に場所を選ぶなとは思ったので、その時には使わずに他のお部屋をリフォームという形にしました。

少し間を空けて、今回D.S.Pさんに防音室を造って頂くということになり、具体的な打ち合わせと計画をしていく中で「やっぱりあの壁紙を使いたいな」と思いまして、使って頂きました。

ライティングは専門的な知識が必要でわからないこともかなり多かったので、実際施工が始まってからもスタッフさんに来て頂き、時間をかけてライティングについての細かい話をたくさんしながら進めていきました。

工事を進めながらお部屋に合うように、色々判断をしていったという形ですかね。

引き戸で比較的開放感があるとは言っても、やっぱり防音室っていうこともありますし、この部屋自体には窓が無いじゃないですか。

閉塞感が出てしまうんじゃないか・・・暗いんじゃないか・・・など心配は多少あったんですけど、窓が無いことを逆手にとって、幻想的だったりとか没入できる空気感のあるお部屋にできれば良いのかな、とプラスにとって、イメージを膨らませて考えていきました。

奥の壁以外の場所も壁紙をどうするかすごく悩みましたね。

こだわった点は何かありますか?

やはり一番奥の壁紙ですね。こちらの壁紙は強烈な個性を持っていると思うので、インパクトになると思うんです。
壁紙屋さんに行くと触って確認したりできるような小さなサンプルが置いてあるんですが、この壁紙に関してだけは何もなかったんですよ。

質感すら肌で確認できずサンプルもない、輸入商社さんも「これは実際に見たことが無い」と仰っていました。
ホテルの壁紙に使ったとかそういった例はあるようなんですけど、実際に見たことが無いものを壁紙として使うかどうか・・・最後まで悩みに悩みました。

また元が3mの壁紙なので、どうしても上下はカットする必要があったんですけど、カットしたら逆に魅力が無くなってしまうんではないかという心配がありました。
これだけインパクトがありますし、この壁紙を選ぶには勇気が必要だったんですよね。
そんな状態だったので、実物を見た時に色がどう見えるかっていうのが本当にわからなくて、インターネットに載っているのをじーっと見てひたすら頭の中でイメージしました。

結果的に、想定以上に天井の高さを取って頂けたことで壁紙のカットが最小限で済みました。
またここの壁紙の下にある巾木が白っぽいと浮いちゃうかな・・・という感じがし、すべて統一するか、一か所だけ変えるかギリギリまで悩みました。

やっぱり絵の中にあるちょっとした紫みたいな色に続く色はグレーなんじゃないかな、と思って少しわがままを言って、この壁紙の巾木だけ色を変えてもらったんです。

この防音室のお気に入りポイントは何かありますか?

全部お気に入りです(笑)

楽譜棚を造って頂いたんですけど、これもすごくお気に入りで造って良かったなと思っているポイントですね。
元々は部屋の一番奥が押し入れみたいな形になっていて、どうしても左側の出っ張りは無くせなかったので、この出っ張りを活かしてそこに棚を造って頂いたというようなイメージですかね。

後々二台置く前提で、更にそこに本棚を置くかとなると微妙かなっていう気持ちもあったのと、楽譜って段々量が増えていくんですよね。以前の住まいは1Kだったので、楽譜が欲しくても置く場所に限界があったので、その心配がなくなったのが大きいです。

他にも、廊下のクロスも張り替えて頂いたり、お部屋に設置しているエアコンのダクトホースを洗面所まで通す壁内工事もして頂きました。
より生活が便利になるように電気工事もして頂けたりと、防音室工事にとどまらないお家全体のトータルアシストをして頂けました。

サッシタイプの防音室はご存知でしたか?

はい。D.S.Pさんのサイトには防音室の施工事例がたくさん掲載されているじゃないですか。
そちらを隅々まで見させて頂いて、サッシタイプの引き戸が良いなと思っていました。

同じ先生にピアノを習っている友人がいるのですが、防音室が出来て早々に来てくれて、自分が弾いている時に一枚一枚ドアを閉めて音を聞いてもらったりと、音の漏れ具合を確認してくれたんですね。

実際このお部屋でピアノも弾いてもらって「すごい響きが良いね!」って褒めてもらえました。
楽器をやっていない人が入るのとはまた印象が違うと思うので、ピアノをやっている人にそう言われたことが嬉しかったですね。

家に遊びに来てくれた友人みんなが引き戸を見て「え、こんな感じなんだ!」って、よくある防音室のドアではないことに興味を示してくれるんですよ。

音響の面ではいかがでしょうか?

ポジティブな意味でこのお部屋はよく響きますね。
響きが良くて、私としてはすごく快適に使わせて頂いています。

お打ち合わせをされた時の弊社スタッフの対応はいかがでしたか?

よく皆さんインタビューで答えてらっしゃいますけど、レスポンスが早いことに感激しました!
本当に書かれている通りなんだな、と思って(笑)
夜に連絡して翌朝にはもう返事が来ていました。

また、マンションの管理会社や管理組合と工事に向けてしっかり事前調整・説明等対応して頂き、何も問題なく工期を終えることができました。

竣工からもうすぐ半年ですが、近隣の反応はいかがですか?

全く苦情など受けたことはないです。

また工事が始まる前に、周りの居住者さんにもご挨拶等一軒一軒きめ細かくご対応頂いたおかげで、私が近隣の方に会った時も「細かく説明して頂いたので大丈夫ですよ」などと言って頂けました。

防音室完成後のエピソードなど何かありましたらお教えください

お世話になっている調律師さんに、防音室が完成してから調律をお願いしたんです。
引っ越しや防音室を検討していた段階では、そういったことは何も相談しておらず、その時に初めて「引越しをして防音室を造ってピアノを移動させたので来てください」とお伝えした形でした。

調律師さんもびっくりしながら、出来たばかりの防音室で調律作業をしてもらいました。

調律が終わって声を掛けて頂いた際に「すごく良い防音室ですが、失礼ですがこの防音室はどちらの会社さんで造られたんですか?」と聞かれたんですね。
「D.S.Pさんってところなんですけど」と返答したら、「やっぱり!入った瞬間にわかりました!D.S.Pさんが造った防音室は響きがすごく良いんですよね」と仰られて、それを聞いてびっくりしてしまいました(笑)
調律師さんは耳が良いですね。プロってすごいなって思いました。

その調律師さんは職業柄「防音室を造りたいんだけど、いいところ知らない?」とお客さんによく聞かれるそうですが、D.S.Pさんと回答をしているらしいです!
決して安くはない買い物なので、そこから実際に施工するまで実現するのは難しいですが、調律師さんの声は説得力があると思います。

ただただ、防音すればいいんでしょというような、音の響きが良くない防音室も結構多いと聞きました。
一音一音出しながら作業をしていると耳の疲れ方が違うそうですが、このお部屋だと耳が疲れないと仰っていました。

それを聞いて改めて、D.S.Pさんに頼んで良かった!って思いました

音を出される時間帯や環境は変わりましたか?

今は仕事終わり、19~21時の間が多いですね。
深夜帯はそこまで弾くことがないですが22時、23時くらいまで弾く日もあります。

あとは、在宅勤務していると例えば仕事の定時があるじゃないですか。
5分10分くらいの隙間時間にちょっと1曲だけ弾くかと、指慣らしみたいな感じで使えるのが今まででは絶対やれなかった使い方です。
昼食をとった後のお昼休みにまだ時間があるようなら、ちょっとピアノでも弾くかと思い付いて、ささっと防音室に行って弾いて、時間になったらすぐに仕事に入れるのが良いですね。

以前の住まいと今の住まいでは生活スタイルがすごく変わったと思います。
こうした隙間時間を使うことが出来るようになったのはかなり大きいです。

自分は弾く側なのでわからないんですけど、全くピアノを弾かない人にとっては例えば朝の9時にいきなり5分間弾かれて、音が止んだかと思いきやまた1時間後くらいに再開されたら、静かになったのに・・・って思う人もいるかもしれないですよね。

そのため、以前はギュッと練習時間を縮めてやっていました。

隙間時間に弾けるようになると、周りにそんな気遣いもしなくて済んで、勝手に感じていたストレスが全くなくなったことも良かったなと思います。

長時間大きな音を出して練習したい時は、以前ならスタジオに行って練習していたんです。
けれど、そういう場所ってどういう人が入って練習しているかわからないですよね。
換気が出来ているかというとむしろ出来ないから防音室なのであって、不特定多数の方が入る場所で且つピアノとなると、入ったみんなが鍵盤を触るわけですから。
なので、コロナが流行っていた頃にスタジオに通う勇気が無くて、不安だなと思っていたのも一つのきっかけでした。
あとはスタジオに行くまでの時間が単純に勿体ないですよね。

短い隙間時間を有効利用する使い方もありますし、休日に3~4時間まとめてずーっと練習するという使い方もあります。
どういう使い方をしても、周りの迷惑には恐らくなっていないという安心感を持って練習に臨めていますね。

今日はスタジオ空いているかな・・・と気にしたり、はるばる外に行かなくても、家で練習できるようになったことが本当にありがたいです。

これから防音室を考えられている方に向けてアドバイスをお願いします。

費用的なことや元の環境的な面も人それぞれ事情があるし、難しい人もたくさんいると思うんですけど、自分で今後も長く楽器演奏や音楽の趣味を続けていくだろうなという想像ができるのであれば
思い立った今、造るのが一番長く使えて良いと思います。

自分が何をしたいか向き合ってみて、将来的に防音室を使い続けるイメージができるか、自問自答してみることが大事ですね。

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D.S.P

Yさま、本日はありがとうございました!
音響変化でお困りになられたり、音の要望などありましたらいつでもご相談ください。

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