ピアノ防音室

東京都江東区 O様邸 ピアノレッスン室

ピアノ防音室

東京都江東区 O様邸 ピアノレッスン室

お部屋の広さ3.22畳(内法面積)
遮音性能室内 D-40~50 / 室外(上下階) D-65程度 にて設計(開口部除く)
https://dspc.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/logo01.png
D.S.P

今回のピアノ防音室は、集合住宅でのピアノ教室になります。
防音室お引き渡し時の測定検査の際に、隣人の方にも立ち会って頂き、『音』の確認をいたしました。
防音室が出来上がってから6ヵ月使用していただいてのご感想も頂きました。

防音室の用途と使用楽器を教えてください。

ピアノ教室として40名程度の生徒をレッスンしています。
人数が多いので、1日あたり10人が限度ですね。

楽器はYAMAHAのグランドピアノ『C1』です。
防音室を造るまでは、消音器の付いたアップライトピアノを使っていました。

ピアノ防音室を検討されたきっかけは?

20代の頃は10年間、某音楽教室で講師をしていました。

『ピアノ音楽教室で気づいたら生徒が増えたため』

講師を辞めたあと、知人のお子さんを教える程度のスタンスでピアノ教室を自宅マンションではじめたんです。
それが12年ほど前でしょうか。当時は月2回程度のレッスンでした。

口コミで教室の認知が広まっていき、気付いたら現在の規模になっていました。

『集合住宅なのでレッスンに時間制限があったため』

防音室を検討するまでは、やはり集合住宅ですので、音出しは19時くらいまでを限度にレッスンしていました。

また、リビングで教えていたので、レッスン中(19時まで)は自分の子供たち(3人)は他の部屋に居てもらうような状況でした。

生徒数・周辺環境・家庭環境ともに、このままの状況でレッスンを続けていくには限界を感じていたんですよね。

https://dspc.co.jp/wp-content/uploads/2022/08/piano-ex-tokyo-koto-o7-1.jpg
O様

「どっちにしても防音しなきゃだな」

私自身も思いっきりピアノを弾きたかったですし。

ピアノ防音室ご検討の際に見積りは何社されましたか。また、業者探しはどのように行いましたか?

全部で3社です。インターネットで業者は探しました。

最終的に防音工事に当社を選んでいただけた理由(決め手)は何ですか?

見積もり金額で言うと、1社はD.S.Pさんとほとんど変わりませんでした。

一番パッと動いてくれたのがD.S.Pさんでした。

予算も限られていた中、それに合わせたプランを素早くご提案していただきました。

1社に至っては、D.S.Pさんの防音工事が終わったタイミングで見積もりを提出してきたんですよ(笑)

サッシタイプの防音室はご存知でしたか?

D.S.Pさんのホームページの施工事例を見て初めて知りました。
サッシタイプ防音室の動画も観て、いいなぁと。

https://dspc.co.jp/wp-content/uploads/2022/08/piano-ex-tokyo-koto-o7-1.jpg
O様

サッシタイプはとにかく、この開放感は本当に良いですよね!

玄関を入ってすぐにレッスン用防音室があるので、子供たちの出入りが見えるのは安心です。

ピアノ防音室プランニングの際に、特にこだわった点はございますか?

D.S.Pさんは施工実績も豊富でしたので、ほぼお任せな感じでした。

その中で唯一、防音室内に「壁掛け液晶モニター」を設置したいというお願いをしました。

レッスンの一環として、生徒に映像を見せる選択肢も用意しておきたかったんです。

ピアノ防音室内の施工で当社スタッフの評価はいかがでしたか?

なんというか、営業さんのおかげで楽しくプランニングできました(笑)

自分自身が優柔不断なので、求める方向性に逆に引っ張っていただいたという感じです。

でもやっぱり、出来上がるまでは「本当に聞こえないのかな?」という思いがあったのは確かです。

防音工事着工から竣工までの間、現場監督や職人の評価はいかがでしたか?

本当に良くしていただきました!

工事範囲と関係の無い部分のドア補修まで快く対応してくれて、現場監督さんにはとても感謝しています。

ピアノ防音室お引き渡し時の遮音性能測定

今回、事前にお願いをして、隣に住んでいる方にも測定に立ち会っていただきました。

防音室を造るまではリビングにピアノを置いてレッスンしていて、ちょうどピアノの背中側に面してお隣住居が位置していたんですね。

ピアノの音、実は良く聞こえてたんだよねぇ笑
防音工事前に前もってご挨拶に伺った際にポロっと言われたんです。。

“10年以上、何も言わずにいてくださったんだ・・・”
私たちの場合、お隣さんに恵まれていただけなんだと改めて感じました。

  • 防音室とはどういうものなのか
  • 周辺にどの程度聞こえないものなのか

今回防音室とはどういうものなのかの工事をきっかけに実施した測定検査で、当事者だけでなく、隣住居の方にも納得してもらえた事は大きな安心につながりました。

竣工から6ヶ月ほど経ちました。ピアノ防音室を使ってみて遮音性能や音響はいかがですか?

本当に快適です!
手前側のサッシは予算上性能を少し落として、家の中はある程度聞こえても構わないと思っていたんですが、リビングと廊下の間の扉を閉めてしまうと全く聞こえないです。

おかげさまで、精神的なヒヤヒヤ感いうのが全く無くなりました。

周辺からの苦情も一切ありません。

音響的にも、当初は響き過ぎるかと予想していたんですが、そんな事も無くちょうど良い感じです。

ピアノ防音室を造る前と後で、音を出す時間帯や環境は変わりましたか?

今まで19時くらいまでで終わらせていたレッスンが、今では遅い時は21時くらいまで出来るようになりました。

1レッスン30分程度なので、1日のレッスン枠にかなり余裕が持てるようになりましたね。

これからピアノ防音室を考えられている方に一言お願いします。

10年以上、簡易的な防音室の狭い空間で過ごしてきた経験から言わせていただくと、音を奏でるための「環境」という要素は、自分たちが思っている以上に重要だという事でしょうか。

簡易的な防音室をお薦めする業者さんにとっては、防音室にここまで予算をかける事に驚かれる方もいらっしゃいます。

正直、すごい買い物をしてしまったという感情もありました

でもそれは防音室が完成するまでの杞憂に過ぎませんでした。
今は逆に、これぐらいしないとダメなんだなと。

生徒にとって30分しかいない空間でも、
先生にとっては1日のほとんどを過ごす場所ですからね。

https://dspc.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/logo01.png
D.S.P

O様、本日はありがとうございました。
練習環境の重要性について、教える側の立場でないと分からない点など、興味深くお話を伺わせていただきました。今後も何かございましたらお気軽にご相談くださいね。

TOP
CONTACT SNS