まずはじめに、防音室のご使用用途を教えてください。
ラジオ番組、音声素材の制作です。
防音スタジオを造るきっかけを教えてください。
これまでは制作を外部プロダクションに委託していました。
制作案件が増えたため、業務拡大の一環として防音の収録スタジオ新設を計画しました。
これをきっかけに、今後は映像制作やスタジオレンタルまでも視野に入れた運営を予定しています。
防音工事業者選びはどのようにしましたか。また防音業者選びのポイントは?
お付き合いのあった『スタジオ』、『放送局』、『インターネット検索』から検討しました。
D.S.Pさんは『インターネット検索』でした。
ポイントとして、弊社の要望に細かく対応してくれる業者をさがしていました。
他の業者さんではいろいろ難しい事を言われるところを、D.S.Pさんはとても分かりやすく説明していただけた事
実際に現場に来て調査や測定をしていただけた業者はD.S.Pさんだけでした。
工事の見積もりは何社しましたか。
全部で3社です。
D.S.Pさんは他と比べて少しだけお安かったイメージです(笑)
最終的に当社を選んでいただけた決め手は何でしたか。
こちらの希望よりも『自社の専門意見ばかりを主張』されたり、電話・メール・FAXのみで対応されるケースが多い中、D.S.Pさんはすぐに現場に来ていただいて進めていただけるところに安心感がありました。
スタジオ新設に関して知識が少ない私たちにとって、要望を専門用語ではなくニュアンスで理解していただけた事も大きなポイントでした。
結果的にこちらの希望通りのスタジオになりましたね。
設計にあたり、特にこだわった点はありますか。
放送局のスタジオを参考に、デザイン性よりもまずは防音効果に重点を置きました。
また、映像制作も視野に入れた空間設計を希望いたしました。
実際に工事が始まって不安はありませんでしたか。
施工現場の下階がオフィスなので、いつでも話を聞いていただけて不安は全くありませんでした。
職人の対応はいかがでしたか。
「職人さん」というとお堅いイメージだったのですが、
皆さん挨拶もしっかりしていて雰囲気の良い職人さんばかりでした。
出来上がったスタジオをご覧になって、率直な感想をお聞かせ下さい。
いただいたパースCG以上に「開放感があって広いな」
という印象です。
収録機材が入ってからは、空間全体が良い意味で締まった感じになりました。
これも設計段階から多くの打合せをさせていただいた賜物ですね。
実際に使用してみて、遮音性能や音質等はいかがでしたか。
違和感もなく全く問題ありません。
収録時のクオリティも申し分ありませんね。
内装デザインについてはいかがですか。
色味に関してはうまく調和するか気になっていたのですが、実際のスタジオを見てイメージ以上の仕上がりに非常に満足しています。
スタジオを新設されて何か変わったことはございますか。
制作を内製化する事によって得られた自由度でしょうか。
これまで発注が難しかった部分に関しても、
自分たちのやり方次第で実現できるというのは大きな強みです。
よりクリエイティブな方向にベクトルを向けられるようになりました。
本日はお忙しい中ありがとうございました。
スタジオの益々の発展をご期待申し上げております。