空気伝搬音・固体伝搬音|防音室に役立つ知識7
D.S.P
今回は簡単にいうと空気から伝わる音、
物から伝わる音についてです
空気伝搬音・固体伝搬音
空気伝搬音とは?
音源から放出された音が空気中を伝搬する音。
空気伝搬音は距離減衰によって音源から離れるほどレベルが減衰しますが、さらに塀などの遮蔽物によっても減衰します。
わかりやすく言うと聞こえている音は遠くなるとだんだん聞こえなくなると言う事です。
固体伝搬音とは?
振動源から発生した振動が床スラブなどを振動して伝わり受音室の壁などを振動させて空気中に音として放射する音。
簡単にいうと物を伝わって聞こえてくる音です。
固体伝搬音の伝搬経路上の減衰は空気伝搬音より小さく減衰傾向は、伝搬経路の地盤や固体の形状また音としての放射する面と下地構造によって異なります。
建物内の騒音問題では、設備機器の騒音、給排水音、床衝撃音扉の開閉音、エレベーター音などの固体伝搬音が多いです。
D.S.P
このような音の特性を踏まえて防音対策を行っています。