エレキギターやアコースティックギター、バイオリンを練習する際、スタジオやカラオケボックスを利用する方も多いかと思います。
近くにそのような施設がない場合、移動に時間がかかり、すぐに練習したいタイミングに練習できないことがあります。
また、マンションの規約で日中の演奏が許可されていても、実際には近隣住民からの苦情が来て、自宅での演奏が難しくなったというケースもよくあります。
サイレントピックや弱音器などの消音グッズを使用する騒音対策もありますが、それらを使用せずに演奏した時とは異なる感覚になってしまいます。
夢の弦楽器防音室を自宅に造る際のポイントについて一緒に見ていきましょう。
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弦楽器の騒音レベルについて
弦楽器の騒音レベルはどのくらいでしょうか。
普段耳にする音と照らし合わせながら、デシベル数を確認してみましょう。
デシベル（dB）とは……
空気は質量を持っており、振動を生じます。
何かが空気に力を加えると、その振動が波の形となり、音として私たちに伝わります。
この音の強さを測る単位が「デシベル(dB)」です。
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騒音レベル一覧表 ※日常音と比較したデシベル数
| うるささ | デシベル数（dB） | 音の種類・楽器 |
|---|---|---|
| 聴力機能に 影響する |
120dB | 近くで聞くジェット機のエンジン・落雷の音、ドラム |
| 110dB | 自動車のクラクション | |
| かなりうるさい | 100dB | ライブハウス、コンクリート工事、ピアノ、ヴィオラ、 チェロ、コントラバス、ハープ |
| 90dB | パチンコ屋店内、滝の音、バイオリン、アコースティックギター、エレキギター（アンプ） | |
| うるさい | 80dB | 救急車のサイレン、地下鉄の電車の中 |
| 70dB | エレキギター（生音）、蝉の鳴き声、電車・新幹線の車内 | |
| ふつう | 60dB | 洗濯機をかける音、テレビ |
| 50dB | エアコンの室外機、人が会話する声 | |
| 40dB | 図書館の中、ささやき声 | |
| 30dB | 服の衣擦れの音、鉛筆を使って文字を書く音 | |
| しずか | 20dB | 寝息、深夜の郊外 |
| とてもしずか | 10dB | ほぼ無音、雪が降る音 |
上記の表に記載されている弦楽器のデシベル数は、平均的な周波数での値です。そのため、楽器の低音や高音によって、実際のデシベル数は異なる場合があります。
一般的に、人が「騒音」を感じ始めるのは、約70dBからと言われています。
ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープは約100dBで、コンクリートを削ったり掘ったりする音と同じレベルですので、かなり大きな音と言えます。
バイオリンやアコースティックギターは約90dBで、パチンコ店の店内の音とほぼ同じレベルです。これもかなり音が大きいと感じられるレベルです。
エレキギターの生音は約70dBで、走行中の電車や新幹線の車内と同じくらいの音量です。他の弦楽器に比べると音の大きさは小さいですが、それでも「うるさい」と感じるレベルに達します。また、アンプを使用した場合、その音量は80dBから90dB程度になります。
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弦楽器の防音室の広さ
弦楽器用の防音室は、基本的にピアノやドラムに比べて場所を取らないため、比較的小さなスペースでも設置が可能です。D.S.Pでは「ボックスインボックス構法」を採用しており、既存のお部屋よりもやや小さめに仕上がります。また、お部屋の大きさによって音の響き方が異なることもあります。
ボックスインボックス構法とは……
防振材を使用して、既存の部屋の中にもう一つの部屋を作る技術です。この方法では、壁と壁の間に空気層を設けることで、非常に高い遮音性と防振性を持つ防音室を作り上げることができます。
・個人用の練習室を確保したい
・他の楽器との演奏も楽しみたい
・テレワークや学習のための書斎として使いたい
・複数の演奏者と演奏会を開きたい
など、ご自身の用途に応じたコンセプトを決め、その上で限られたご自宅のお部屋の中で防音室をどこに設けるかを選ぶことが理想的です。
D.S.Pで施工した防音室を弦楽器の種類別にご紹介
１．バイオリン防音室の施工事例
防音室を作るためにマンションを購入された文京区のK様。
夜間でも時間を気にせずバイオリンの練習ができるようになり、とても喜ばれていました！
いつでも演奏できるようになったことで、バイオリンの音の鳴りがより良くなったように感じているとのことです。
２．エレキギター防音室の施工事例
「エレキギター、ドラム、ベース、ピアノ、ハープ、ボーカルなど、さまざまな楽器を弾けるお部屋」をご希望された静岡市のI様。
「ライブハウスとスタジオの中間のような空間」を目指して作った防音室は、「大満足の仕上がり」とのことで、大変喜ばれていました！
時には深夜2時や3時まで演奏しており、暇さえあれば防音室に足を運ぶような日々を送っているそうです。
３．ピアノ・ギター防音室の施工事例
「365日24時間、ピアノとギターを思いっきり演奏できる環境がどうしても欲しかった」と話す東京都のN様。
以前、マンションで上の階の住人から苦情を受けてギター演奏を控えていたそうですが、防音室を作ったことで、深夜1時や2時でも演奏し放題になったと、大変喜ばれていました！
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お気軽にご相談ください。
D.S.Pでは、お客様の目的や環境に応じて、エレキギター、アコースティックギター、バイオリン、ハープなどの弦楽器を存分に楽しめる防音室を提供しています。
お客様のご協力により、D.S.Pで施工した防音室の見学も可能です。
下記のお問い合わせフォームまたはお電話（0120-78-1416）でお気軽にご相談ください。